
こんにちは、ぽろです。
ロボアドバイザー【THEO(テオ)】は一人ひとりにあったポートフォリオでAIが全自動で資産運用してくるれサービスです。
THEO(テオ)とは
THEO(テオ)とは、AIを利用した自動資産運用で人気が上昇しているロボアドバイザーのサービスの一社です。
最低投資額10万円から始めることができ、手数料は0.715%~1.10%(税込・年率)で自動投資運用を行うことができます。
THEO(テオ)の運用先は、最大約30銘柄のETFから構成され、無料診断によって導き出された一人ひとりにあったポートフォリオで運用が行われます。
資産運用中は定期的に投資先の見直しや資産配分の見直しをする「リバランス」が必要になりますがTHEO(テオ)では「リバランス」もロボアドバイザーが全て自動で行ってくるれます。
資産運用には市場データを収集・分析するための専門的な知識が必要でしたが、ロボアドバイザーに搭載されたAIが自動で行ってくれるので、これから投資を始めてみようという初心者の方には投資運用を体験するのに最適なサービスです。
THEO(テオ)では地域金融機関や事業会社との提携サービス(THEO +)を展開しています。
目的に合わせた資産運用
THEOに限らずロボアドバイザー運用をする際には、いくつかのアンケートに答えて資産運用タイプを診断する無料診断があります。
THEOの無料診断では、231通りの中から一人ひとりにあったポートフォリオが導き出されます。
- 値上がり益重視の高いリターンを狙うタイプの「グロースポートフォリオ」
- 安定性重視する堅実にリターンを狙うタイプの「インカムポートフォリオ」
- インフレ対策重視しできるだけリスクを軽減する「インフレヘッジポートフォリオ」
THEOではこのような目的別のポートフォリオを組み合わせて資産運用が行われます。
このポートフォリオを組む方式は、世界最大級の年金基金であるCalPERS(カリフォルニア州職員退職年金基金)が取り入れている仕組みです。
THEO[テオ]
HPより(2020年4月時の情報)
ポートフォリオ構成
3つのタイプのポートフォリオで運用されている金融商品はそれぞれのタイプによって異なります。
「グロースポートフォリオ」は積極的なリターンを目指していくタイプなので、投資先には変動性の高い株式ETFを中心に運用されます。上昇相場では大きな利益を狙えますが、下落相場では損失が大きくなるリスクがあります。
「インカムポートフォリオ」はリスクを抑えながら安定的にリターンを目指していくタイプなので、国債ETFを中心に運用されます。株式ETFのような利益は狙えませんが、着実に利益を積み増していけます。
「インフレヘッジポートフォリオ」は金や不動産といった実物資産や物価連動債などに運用され、世界株式との相関を下げることによりイベントリスクを低減させる目的で資産運用されます。
THEO[テオ]
HPより(2020年4月時の情報)
THEO(テオ)の機能
THEOには自動で資産運用するための様々な機能があり、先に挙げたポートフォリオの機能もその一つです。
運用開始後は最初に決めたプランでずっと運用していくだけでは効率よく資産を増やすことはできません。
運用期間中も資産配分をきちんと管理する必要があり、THEOにはその機能も備わっています。
- 「リバランス」は運用期間中に市場の動きで変化してしまった投資配分を元に戻す機能
- 「リアロケーション」は各ポートフォリオ内の投資配分や投資すべきETFを見直す機能
- 「リクリエーション」は市場変化に合わせて投資配分見直す機能
- 「リプロファイリング」は年齢状況を更新して投資配分を変更する機能
「THEOにおまかせ」を選んでおけば全て自動で行ってくれます。また、「自分でカスタマイズ」することもできます。
THEO[テオ]
HPより(2020年4月時の情報)
運用手数料
THEOの手数料は、長く続けやすいように設定されていて業界最低水準の手数料となっています。
手数料は預かり資産額によって変わり「0.715%~1.10%(税込・年率)」で、預かり資産が多ければ多いほど割引率が上がり、手数料が安くなるようになります。
毎月積み立てていくことで預かり資産が増加し手数料も下がるので資産効率が上がっていきます。
カラーの適用条件
1.毎月積立をしている
対象期間中毎月積立をしている場合は、基準額に応じて判断され、毎月積立をしていない場合は、カラーはホワイトになります。
2.出金をしていない
対象期間内で出金がある場合は、カラーはホワイトになります。
THEO[テオ]
HPより(2021年11月時の情報)
その他の手数料
THEOでは、預かり資産に掛かる手数料以外の手数料は全て0円となっています。
入金・出金時の手数料はもちろん、円からドルへの為替手数料、ETF売買の際にかかるETF取引手数料など様々な手数料が0円なのでシンプルでわかりやすいですね。
THEO[テオ]
HPより(2020年4月時の情報)
THEO(テオ)のメリット
- 資産運用を全てAIによる自動化ができる
- 自分なあったポートフォリオを提示してくれる
- 「THEOにおまかせ」が便利
THEO(テオ)のデメリット
- NISA口座に対応していない
- 短期投資には向かない
- 資産が10万円いかになると出金できない
まとめ
ロボアドバイザー投資は長期投資に向いた資産運用なので、少額からでもコツコツと長い期間運用するほうが良いですね。
AI投資はこれからも発展していきそうな分野なのでチェックしていきたいですね。
特に手数料に価格競争が起こってくれれば、より使い勝手の良い便利なサービスになるのではないかと思っています。
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